中国茶を飲んでみよう！

清香鉄観音（せいこうてっかんのん）「安渓鉄観音」は清の乾龍年から栽培され、すでに200年の歴史を持つ中国の銘茶です。福建省南部にある安渓市西坪鎮で生産された烏龍茶です。西坪鎮は海抜100-1000mで、一年中雲霧に包まれ、年平均気温は15?18℃、相対湿度が78%くらいで、土壌は酸性の赤い土で、豊富な有機物をたくさん含まれている。お茶の栽培に最適な環境です。「鉄観音」という品種は発酵度やや高めで、小さく引き締まった茶葉が特徴です。爽やかな渋味があって、脂肪を流す効果があるため、油の濃い料理の後に飲むのが効果的だといわれています。「鉄観音」という烏龍茶の品種は福建省安渓県が原産とされます。昔、武夷山岩茶の製造方法を学び、茶葉を丸く揉捻するという安渓独自の製造工程を考え出したことによって、鉄観音という品種が生まれたと言われています。「清香鉄観音」は発酵度が浅いのが特徴です。香が高く、爽やかな味わいなので、とても日本人向きの烏龍茶です。安渓鉄観音の茶畑1．「清香鉄観音」に合う茶器は蓋碗、茶壷、ガラスなどがおすすめです。2．200mlにつき茶葉を3〜5gを使用します。3．100度の熱湯で注ぎます。4．少し渋味があるため、置く時間は短めに、色がつき始めたら飲みごろです。5．好みによって、6?7煎目まで美味しくいただけます。